1984年流行語

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1984年流行語

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〜運営者から一言〜
キーワードタウンは、テレビ・ラジオ等でよく耳にするいろんなジャンルの言葉を管理人の独断で、キーワードとしてピックアップし、解説しています。通常の意味とは、異なる場合もあるかと思いますが、ご了承下さい。
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1984年 昭和59年流行語 金賞


 ■ オシンドローム ■  受賞者:ジェーン・コンドン(雑誌『タイム』フリー記者)

【解説】
超人気番組だったNHKの連続テレビ小説『おしん』に因んだ新語。凄まじい苦労の連続を必死に耐え、それでも明るさを失わず他人に優しい主人公「おしん」の姿は、戦後を働き抜き、豊かさを手に入れた日本人の心情に“良質の日本人”像として共感の嵐を巻き起こした。その状況を、全国民の感情が同一にシンドローム化しているとして、『タイム』誌上で「おしんドローム」と表現。

 ■ まるきん まるび ■  受賞者:渡辺和博(イラストレーター)

【解説】
渡辺和博は著書『金魂巻』で、現代の代表的職業31種に属する人々のライフスタイル、服装、行動などを、金持ちと貧乏人の両極端に分けて解説した。それを、○金(まるきん)、○貧(まるび)とネーミングしたところが秀逸。著書はベストセラーになり、この言葉もマスメディアだけでなく、日常会話の中にも頻繁に出てくる大流行語となった。



1984年 昭和59年流行語 銀賞


 ■ 鈴虫発言 ■  受賞者:中曽根康弘(内閣総理大臣)

【解説】
1983(昭和58)年、ロッキード事件の田中角栄元首相に実刑判決が下され、同年暮れの総選挙は、政治倫理問題が最大の争点となっていく。この状況を揶揄したのが中曽根首相。「倫理、リンリ」とまるで鈴虫が鳴いているようだと切り返した。

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 ■ くれない族 ■  受賞者:TBSテレビ金曜ドラマスタッフ

【解説】
1984年に放送されたTBSテレビの金曜ドラマ「くれない族の反乱」から生まれた言葉。以前から「誰かが何かをしてくれない」と甘える子供は多くいたが、ドラマは、この「くれない」現象が主婦層まで広がっている実態を描き、その人たちを「くれない族」と呼んだ。社会現象までを含み込んだ風俗語として評価された。


1984年 昭和59年流行語 銅賞


 ■ スキゾ・パラノ ■  受賞者:浅田 彰(京都大学助手)

【解説】
ニューアカデミズムの旗手といわれた浅田が、人間の特質を、スキゾ人間とパラノ人間とに分類した。スキゾ人間とはいろいろなことに興味をもち、ひとつのことにこだわらない人。パラノ人間はひとつのことに熱中して、ほかのことは全く考えない人。

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 ■ 疑惑 ■  受賞者:『週刊文春』編集部

【解説】
「ロサンゼルスを舞台にM氏が妻を保険金殺人」という大胆な仮説を展開した『週刊文春』のキャンペーン企画『疑惑の銃弾』。この後、メディアは、事件を洪水のように報道し続けた。「疑惑」の文字は氾濫し、一大流行語となった。


1984年 昭和59年流行語 その他受賞


 ■ 特殊浴場 ■  受賞者:イルハン・オウス(トルコ大使館参事官)

【解説】
今でいう「ソープランド」には長いこと「トルコ風呂」という俗称があった。トルコからの留学生がこれに異議を唱え、トルコの名前を消すことに努力。「特殊浴場」などの名前が提案された。

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 ■ 千円パック ■  受賞者:森永製菓(株)

【解説】
この年、怪人21面相が菓子に青酸ソーダを混入し、グリコ・森永など菓子メーカーを脅迫する事件が起きた。この脅迫に対抗するために森永製菓が考え出した、安全のための菓子パック。1200円程度の内容の菓子を完全に包装し、1000円で売った。

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 ■ 「す・ご・い・で・す・ネッ」 ■  受賞者:所ジョージ(エンターティナー)

【解説】
人気番組のフジテレビ「笑っていいとも」で、所が流行らしたギャグ。大したことでもないことで大袈裟に人を誉めるときに用いるが、若者が“場”を盛り上げるために好んで使うようになり流行した。“す”の語にアクセントを置いて話すことがポイントだとか。

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 ■ 「教官!」 ■  受賞者:堀ちえみ(歌手)

【解説】
TBSテレビ「スチュワーデス物語」で、主人公・松本千秋(堀)が連発するセリフ。ドジでノロマなスチュワーデス訓練生が教官との師弟愛により奮闘する根性ドラマだが、パロディ風な味つけが人気を得た理由という。若者の間で、人に呼びかける時などに「教官!」とやると大受けした。


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